有機肥料「畑すくすく」で来シーズンに向けた土造り

来シーズンに向けての土造りはこれからですよ!

12月になりましたね!
季節は冬
皆さんも野菜作りが一段落したのではないでしょうか。

竹ノ粉農園現在の様子です。
ネギ、野沢菜、大根、等を育てていましたが全て収穫
残っている畝は手前がネギで奥が玉ねぎの苗です。
ネギと玉ねぎは秋に種を蒔きこの状態で冬越しし来年春に植え替えます。
収穫後の大根の葉や、野沢菜の切り落とした葉は畑に撒き土に返します。

春まで畑は一休み

皆さんは畑の土作りをどのように行ってますか?
「春になったら野菜を植える少し前に肥料を入れれば良いや!」
なんてことしていませんか?

来春まで何もしない事は土を休ませるとは言えません。

収穫の終わった畑に有機肥料「畑すくすく」を撒き軽く耕すことで
土は来春に向けた準備を始めます。
人間に例えれば食事をし睡眠を摂ることで体力を回復するのと同じです。

休ませるために耕すことの意味

収穫の終わった畑を
なぜ、わざわざ耕さなければいけないのか

作物と共存する根粒菌や作物の養分吸収を助ける
乳酸菌、土の環境を整える放線菌など多種多様な微生物が
数多く共存しています。
中には作物を病気にする菌類や線虫なども居ますが
これも人間の腸内環境と同様バランスを摂ることで
病気になり難くなるのです。

作物を作ることで作物の成長を助ける微生物が減る
すると、当然土の中のバランスが崩れます
その崩れた中に作物を植えても良い物は作れません。

土の中のバランスが崩れることで良い作物が育たない最たる例が
連作障害です。

乳酸菌は空気に触れても触れなくても生存できますが
放線菌は好気性微生物と言って空気に触れる事で数を増やします。
よって、土を耕すことは土の中に空気を含ませることで放線菌が
活発に活動するための手助けを行うと言うことです。

ただ、目に見えない微生物がどんなに活発に活動しても
人間が機械で畑を耕すように短時間で済むものではなく
長い時間が掛ります。
なので今、この時期に耕す必要があるんです。

成長が悪い、病気になり易い

その様にお困りの方は
先ず、今から「土を休ませる」を行ってみてはいかがでしょう?

竹ノ粉農園もこの時期に「畑すくすく」を入れて耕すことで
ナス・トマトなど連作できないと言われている野菜を
すでに4シーズン同じ場所で連作していますが何も問題なく成長し
普通に収穫できてますよ!

土に良い微生物

一口に土に良い微生物と言っても多種多様に渡るため
ここではほんの一部ですがご紹介します。

根粒菌

豆類の根に共存して豆類が必要とする養分を与える代わりに
自分の必要な養分を豆類から貰っています。
土の中に含まれる空気中の窒素を固定化する働きがあります。
ここでも土を耕して空気を含ませることが重要だと分かりますね!
固定化された窒素は他の野菜の養分として利用できますよ!

乳酸菌

乳酸菌の出す乳酸は植物が養分を吸収しやすくするために根から出す
根酸と似た成分なので、植物は根酸を出すエネルギーを根の成長に
回すことができるため根張りが良くなり元気に育ちます。
また、乳酸は土の中の悪玉菌の抑制や線虫を追い出す効果があるため
植物が病気にかかり難くなります。

放線菌

土の中に残された根や収穫後の葉や茎などの有機物を分解し
植物が必要とする養分に帰る働きがあります。
分解する際に出す分泌物が土を団粒化させるので
水はけが良く肥料持ちの良い土に変えてくれますよ!
自ら持つ抗生物質で乳酸菌同様悪玉菌をやっつけることができます。